この記事で分かることは・・・
八村塁のプロフィール
八村塁の英語力
八村塁の英語勉強法
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八村塁のプロフィール
近年NBAで活躍して日本だけでなく海外でも着実に知名度を上げている八村塁選手。
過去にはウェストコースト・カンファレンス(WCC)の最優秀選手賞のほか、ジュリアス・アービング賞など様々な賞を受賞しています。
彼の活躍によってバスケットボールに興味を持った方も多いのではないでしょうか。まずは簡単にプロフィールを紹介します。
八村塁(21)
生年月日:1998年2月8日 出身:富山県 身長:203cm ポジション:パワーフォワード/スモールフォワード |
詳しいプロフィールについては、八村塁の出身高校・大学はどこ?バスケットの経歴・実績がすごい!を参考にしてください。
経歴もさることながら、実は八村塁選手の英語力にもかなり注目が集まっています。この記事では、八村塁選手の英語力に焦点を当てています。
八村塁の英語力は?
まずは八村塁選手のインタビュー動画を観てください。ネイティブスピーカー(この場合は英語を母国語として話す人のこと)相手にしっかりと自分の言葉でインタビューに答えています。
リスニング力も素晴らしいですが、それ以上にスピーキング力には目を見張るものがあります!!
実際に海外で育ったいわゆる帰国子女の中には英語を母国語のように自由自在に操る方も多く、八村塁選手も幼い頃から海外で育ったのか・・・と思いきや実は高校まで日本で過ごしたそうです。
そもそも英語に限らず語学をネイティブスピーカーのように操るには、中学生頃までにネイティブ・スピーカーに囲まれている環境に身を置く必要があります。
それ以降でももちろん語学力を磨くことはできますが、かなりの努力が必要とされますし、簡単に身につくものではありません。
特に高校卒業ともなると母国語でのコミュニケーションは全く問題なく、日常会話はもちろんのこと専門的な議論もできるようになっています。
一方で他の言語を新しく学ぶとなると、かなりの苦労を強いられることは語学を学習したことがある方なら身にしみて分かるのではないでしょうか。
では、どのようにして八村塁選手は英語を習得していったのでしょう?
高校時代までほとんど英語が話せなかった!
八村塁選手は父親がベナン人・母親は英語の教師をしていたそうですが、家での会話は日本語ということで、なかなか英語に触れる機会はなかったようです。
また前述の通り、高校まで日本で過ごしたという八村塁選手。もちろんほかの日本人と同じ英語教育を受けています。
日本の英語教育は受験や論文などを読むことを目的としており、リスニングや会話に重点を置いていません。そのため、やはり英語には苦手意識があったようです。
しかし、渡米をきっかけに英語を学ぶことになります。
渡米を期に英語を学ぶことに・・・
メキメキと日本で頭角を表し、アメリカのいくつかの大学からスカウトの声がかかっていたとか。その中でも特にスカウトに熱心だったゴンザガ大学に進学しました。
そしてこのゴンザガ大学への進学が英語を学習するきっかけになりました。しかしスポーツができるからといって無条件に入学を許可される訳ではありません。
日本の場合はスポーツ推薦というと、もちろんスポーツの実力は求められますが、そこまでの学力は求められません。もちろん赤点ばかりではスポーツで活躍していても入学が難しいことが多いですが、最低限の勉強ができればそこまで重視されません。
しかしアメリカの場合は大学に進学するにあたり、例えスポーツで活躍が期待される選手だとしても学力が求められます。また大学によってはボランティア経験や留学経験など様々な点から評価されることも少なくありません。
八村塁選手は特待生としてゴンザガ大学へ入学しましたが、その条件はSAT(大学進学適性試験)と数学・英語の試験をクリアすることです。
なんとしてでもゴンザガ大学へ入学し、アメリカでプレイするために高校3年生で猛勉強を始めた八村選手。バスケの練習に加えて1日8時間の猛勉強に取り組んだそうです。
またネイティブスピーカーの家庭教師についてもらい、英語も勉強。渡米後もすぐに大学に入学できたわけではなく、大学内のESL(英語が母国語でない人が英語を学ぶプログラム)で英語を勉強し、ようやく入学基準に達することができました。
ゴンザガ大学へ入学したものの、再び英語の壁にぶち当たる!
大学では授業はもちろんこと、日常会話やコート上でのコミュニケーションも全て英語です。ESL(英語が母国語でない人が英語を学ぶプログラム)では先生が生徒に合わせてゆっくり話してくれることもありますが、大学ではそうはいきません。
また英語で知らない知識を学ぶのは、想像以上に難しい・・・その中でも特に苦労したのはチームメイトとのコミュニケーションだったそうです。
バスケットボールはチームプレイなので、監督やチームメイトとコミュニケーションが取れなければ試合でも活躍することができません。
八村選手自身も相当英語に苦しんだようで、後に「コミュニケーション、語学。これは本当に大変だった。ここ(米国)と日本では全く違う、別物みたいなんです。」と語っています。時には日本に帰りたいと思ったこともあったそう・・・。
しかしラップソングやNetflix、ビデオゲームなどを使って英語を習得し、今では英語でのインタビューも問題ないくらいの英語力を身につけています。
まとめ
八村塁選手はスポーツをする上で身体的に恵まれていますが、今の活躍は才能と努力の賜物といえるのではないでしょうか。
これからも今まで以上に日本でも世界でも活躍してほしいですね。八村塁選手のプレーを実際に観てみたい方は、楽天NBAスペシャルの登録がおすすめです。